第4回

文部科学省フラッグシップ2020プロジェクト

ポスト「京」重点課題⑥シンポジウム

世界最高水準のスーパーシミュレーションで
革新的クリーンエネルギーシステムの実用化を加速する

開催報告

2019年11月5日(火)、東京大学弥生講堂一条ホールにて、本プロジェクト最終年度となる第4回シンポジウムを開催いたしました。それぞれの分野の実務者の方々に各エネルギー研究開発の概況をふまえて本プロジェクトに対する期待をご講演いただき、プロジェクト担当者より最新の成果をご説明いたしました。また今後の展望として、特別講演として「富岳の開発状況」の発表をいただき、さらに富岳とアプリケーションとのコデザインの成果、本プロジェクトの今後の展望をそれぞれ発表いたしました。
実務ご担当の方、ご専門の方に多数ご参加いただき、質疑応答でも活発にご意見をいただきました。まことにありがとうございました。

当日配布した予稿集をご希望の方は、postK6-symp★save.sys.t.u-tokyo.ac.jp
(★部分を@に変更ください)まで、お名前・お送り先をご連絡ください。

開催情報

プログラム

10:00~10:05

開会挨拶

宮﨑 則幸(北九州市環境エレクトロニクス研究所 主席研究員)

10:05~10:35

特別講演:富岳(ポスト「京」)の開発状況

石川 裕(理化学研究所 計算科学研究センター フラッグシップ2020プロジェクト プロジェクトリーダー)

10:35~10:50

重点課題⑥全体の概要

吉村 忍(東京大学副学長・大学院工学系研究科 教授)

10:50~12:00

サブ課題A:高圧燃焼・ガス化を伴うエネルギー変換システム

岡崎 輝幸(三菱重工業(株)総合研究所 燃焼研究部 部長)

「火力発電用燃焼器の燃焼解析技術と大規模解析に対する期待」

山田 知典(東京大学大学院工学系研究科 准教授)

「ラボスケール石炭ガス化炉のマルチスケール・マルチフィジクス統合シミュレーション」

12:00~13:00

昼休み(60分)

13:00~14:00

サブ課題D:核融合炉の炉心設計

鎌田 裕(量子科学技術研究開発機構那珂核融合研究所 副所長)

「ITERおよびJT-60SAの建設状況と研究計画」

井戸村 泰宏(日本原子力研究開発機構 高度計算機技術開発室 室長・研究主幹)

「核燃焼プラズマのエクサスケールシミュレーション」

藤堂 泰(自然科学研究機構核融合科学研究所 教授)

「磁場閉じ込めプラズマの粒子・流体ハイブリッドシミュレーション」

14:00~15:00

サブ課題B:気液二相流および電極の超大規模解析による燃料電池設計プロセスの高度化

松崎 良雄(東京ガス(株) 基盤技術部 主席研究員)

「固体酸化物形燃料電池と水素・脱炭素化社会」

鹿園 直毅(東京大学生産技術研究所 教授)

「固体酸化物形燃料電池(SOFC)電極の数値シミュレーション」

米田 雅一(みずほ情報総研(株)サイエンスソリューション部 次長)

「燃料電池内大規模気液二相流解析と全体シミュレーションによる性能予測」

15:00~15:20

コーヒーブレイク(20分)

15:20~16:20

サブ課題C:高効率風力発電システム構築のための大規模数値解析

松信 隆((株)日立製作所 新エネルギーソリューション事業部)

「洋上風力の現状とサプライチェーン」

飯田 明由(豊橋技術科学大学大学院工学研究科 教授)

「洋上ウインドファームの大規模マルチスケール流体解析」

吉村 忍(東京大学副学長・大学院工学系研究科 教授)

「ウインドタービンブレードの流体構造連成振動と累積疲労損傷の解析」

16:20~16:40

ADVENTURE_Solidのコデザイン・チューニングについて

南 一生(理化学研究所計算科学研究センター チューニング技術ユニット ユニットリーダー)

16:40~17:00

革新的クリーンエネルギーシステム課題の成果創出に向けた展望

吉村 忍(東京大学副学長・大学院工学系研究科 教授)

17:00~17:25

質疑応答

17:25~17:30

閉会挨拶

青木 尊之(東京工業大学学術国際情報センター 副センター長、教授)

17:45~19:15

技術交流会

お問い合わせ

当日配布した予稿集をご希望の方は、postK6-symp★save.sys.t.u-tokyo.ac.jp
(★部分を@に変更ください)まで、お名前・お送り先をご連絡ください。

【お問い合わせ先】

東京大学大学院工学系研究科 ポスト「京」重点課題⑥ 事務局

〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1 工学部8号館
Tel.03-5841-0238 Fax.03-5841-0651

主 催:
東京大学大学院工学系研究科 ポスト「京」重点課題⑥プロジェクト

共 催:
九州大学大学院工学研究院、九州大学応用力学研究所、京都大学大学院工学研究科、豊橋技術科学大学、名古屋大学大学院理学研究科、立教大学理学部、自然科学研究機構核融合科学研究所(NIFS)、日本原子力研究開発機構(JAEA)、物質・材料研究機構(NIMS)、株式会社風力エネルギー研究所、みずほ情報総研株式会社

協 賛:
日本計算力学連合、可視化情報学会、日本応用数理学会、日本機械学会、日本計算工学会、日本原子力学会、日本シミュレーション学会、日本設計工学会、日本船舶海洋学会、プラズマ・核融合学会、日本エネルギー学会、日本ガスタービン学会、日本燃焼学会、日本流体力学会

後 援:
理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)、高度情報科学技術研究機構(RIST)、量子科学技術研究開発機構(QST)、HPCIコンソーシアム、核融合エネルギーフォーラム、計算科学振興財団(FOCUS)、スーパーコンピューティング技術産業応用協議会、電力中央研究所、東芝エネルギーシステムズ(株)、(株)ユーラスエナジーホールディングス、三菱重工業(株)、三菱日立パワーシステムズ(株)