東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 吉村忍研究室
第1回
文部科学省 ポスト「京」重点課題⑥
「革新的クリーンエネルギーシステムの実用化」
FMO-DPD/FCEWSセミナー
開催報告
日々の業務にアプリを利用している民間企業の研究職の方々が参加されました。大変熱心に聴講され、時間ギリギリまでご質問をいただきました。
今後も、講習会を開催していきます。
開催情報
主 催:文部科学省 ポスト「京」重点課題⑥「革新的クリーンエネルギーシステムの実用化」
共 催:一般財団法人 高度情報科学技術研究機構
プログラム
講師・講演内容が変更となる場合があります。
- 10:30-10:45
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FMO-DPD法の概況
望月 祐志(立教大学理学部)
- 10:45-11:45
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FMO-DPD法の詳細
奥脇 弘次(立教大学理学部)
- FMO計算によるDPD用有効パラメータの算定
- FCEWSシステムの利用
- FMO-DPDシミュレーションの事例
- 11:45-12:00
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利用等の個別相談(希望者)
望月 祐志(立教大学理学部)
【FMO-DPD法/FCEWSに関する情報】
- HPはこちらをご参照ください。
- パラメータ算定法とFCEWSについてはこちらをご覧ください。
"Fragment Molecular Orbital-based Parameterization Procedure for Mesoscopic Structure Prediction of Polymeric Materials", K. Okuwaki, Y. Mochizuki, H. Doi, T. Ozawa, J. Phys. Chem. B 122 (2018) 338-347.
"フラグメント分子軌道(FMO)法を用いた散逸粒子動力学シミュレーションのための有効相互作用パラメータ算出の自動化フレームワーク", 奥脇弘次, 土居英男, 望月祐志, J. Comp. Chem. Jpn., 17 (2018) 102-109. - 応用計算では以下の文献をご覧ください。
"Dissipative particle dynamics (DPD) simulations with fragment molecular orbital (FMO) based effective parameters for 1-Palmitoyl-2-oleoyl phosphatidyl choline (POPC) membrane", H. Doi, K. Okuwaki, Y. Mochizuki, T. Ozawa, K. Yasuoka, Chem. Phys. Lett. 684 (2017) 427-432.
"Theoretical Analyses on Water Cluster Structures in Polymer Electrolyte Membrane by Using Dissipative Particle Dynamics Simulations with Fragment Molecular Orbital Based Effective Parameters", K. Okuwaki, Y. Mochizuki, H. Doi, S. Kawada, T. Ozawa, K. Yasuoka, RSC Adv., 8 (2018) 34582-34595.
"FMO計算-粗視化シミュレーション連携手法の開発と応用", 奥脇弘次, 土居英男, 望月祐志, 小沢拓, 泰岡顕治, 福澤薫, J. Comp. Chem. Jpn., 17 (2018) 144-146.
"X線小角散乱と散逸粒子動力学法を用いた脂質膜およびベシクル形成メカニズムの解明",新庄永治, 奥脇弘次, 土居英男, 望月祐志, 古石誉之, 福澤薫, 米持悦生, J. Comp. Chem. Jpn., 17 (2018) 172-179.
お問い合わせ
【お問い合わせ先】
東京大学大学院工学系研究科 ポスト「京」重点課題⑥ 事務局
〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1 工学部8号館
E-mail: handson-abinitmp★save.sys.t.u-tokyo.ac.jp
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